「健康を維持するために適正な体温まで基礎体温を上げる活動」を略して「温活」と呼んでいます。
最近では聞きなれた言葉ですが、なぜ温活が注目されているか皆さん知っていますか?
現代人は、 昔の人に比べると基礎体温が0.5℃~ 2.0℃(個人差有)も下がっている傾向があります。
そのため、何となく身体に不調を感じられる方が増加し、現代病とも言われ、基礎体温を上げようとする認識が広がり、注目されているのです。
中でも「冷え症」は多くの女性が持つ悩みです。冷えとは血行不良が続いた状態のことを言います。
血行が悪くなると、新陳代謝が低下し「肩こり」「肥満」「不眠」「むくみ」「肌の乾燥」「生理不順」「頭痛」「免疫力低下」など、
さまざまな不調を引き起こす原因となってしまうのです。冷えは女性にとって大敵となるのです。
そこで、
自分自身で簡単に行えるのが「温活」です。
小さな行動で基礎体温を上昇させる方法はいくつかあります。
小さなことからコツコツと言うように、自ら身体を温めていく「温活」で、基礎体温を適正温度に保ち、健康な身体を目指していきましょう。
① 運動
運動と言っても、仕事中や家事、通勤途中でも出来る「ながらプチ運動」をお勧めします。
やり方はとても簡単。「かかとを上げて、かかとを下す」だけ・・。これを繰り返し行うのです。
かかとを上げたままキープする必要が無いため、つら~い思いは一切ありません。
何度か繰り返すことで、ふくらはぎの筋肉が活発化!!血行促進を促すことで足元からポカポカと温まります。
いつでも出来るので、気軽に始めてみてはどうでしょうか?
手足の先が冷える~って方は、指をグーパーグーパーするだけでも効果的です。
② 食事(飲み物)
簡単に言えば、冷たい飲み物を控え、温かい飲み物を摂取する。食事や飲み物で身体を冷やし過ぎないこと心がけましょう。
そして、温かい飲み物でも逆効果になる場合があります。それは、カフェインです。
カフェインを含む飲み物の代表格と言えばコーヒーです。特にアイスコーヒーは少量であっても大敵ですのでご注意を・・。
逆に、ノンカフェインの飲み物の代表格は「白湯」です。
白湯はその名の通り水を温めたもの、お湯です。白湯は地味ではありますが、身体には嬉しい効果が期待できます。
白湯には余計な成分は一切なく、身体を内側から温め、内臓を活発化させ、美容効果も期待出来ます。
次に食べ物です。身体を温める食べ物は沢山あります。代表格は「しょうが」。すりおろしたり千切りにしたりと、
薬味としても活躍するので色々と取り入れてみましょう。また、料理系で言えば「きんぴらごぼう」や「野菜の煮物」です。
根菜類は身体を温めてくれる作用が高いため、身体を温めてくれる食べ物オールスターと言えるでしょう。
また、発酵食品(納豆、味噌、漬物)なども腸内環境の改善や血流の改善を促し、
身体を温める働きがあり、手軽に食べる事が出来るのでお勧めです。
③ マッサージ
今はマッサージを手軽に施術してもらえる便利なお店が増えていますね。
マッサージはプロにお願いするのが一番ですが、自分で出来るセルフマッサージが手軽で経済的ですよね。
では、セルフマッサージはどのように??まずは、体の中でも冷えやすい足。
心臓から遠く重力に逆らって血流を送らなければいけないため、いわゆる血流のダムとなりがちだからです。
血流の流れを良くするマッサージは、座った状態で、両手を足に覆いかぶせるように持ち、足首からふくらはぎを通過し、
ひざに向かってスライドさせるだけで滞留していた血液が循環します。何度か繰り返すうちに実感できると思います。
是非試してみてください。そして、このスライドマッサージは他の部位にも使えます。片手にはなりますが、
肩から腕に、胸囲からや腹囲(側面)でも効果は期待出来ます。
また、足裏や手のひらのツボを刺激する事でも血行改善を促します。
④ お風呂に入る
シャワーのみはやめた方がいいですよ。
入浴タイムは、しっかりと湯船につかり、たくさん汗をかいて、体の芯から温まることが重要です。
湯船につかることで水圧もかかるため、全身の血行促進、新陳代謝も期待出来ます。
38 ~ 40 度くらいのぬるめのお湯に20 分程度つかるのがおすすめです。
⑤ 呼吸
呼吸は何といっても自律神経の機能で、唯一自分でコントロール出来るのです。
丹田(おへその下の所)に手を当てて、鼻から吸って口から吐く深い呼吸を行うだけで代謝が上がります。
そして、ヨガなどの深い呼吸方法も乱れた自立神経をととのえます。吐くほうを意識してみて実践してみてください。
以上の5 点の方法が効果的と考えますが、今では便利な温活グッズが発売されております。
温める事も大切ですが、冷やさないことにも気を付けたいものですね・・・。
下記は「ヒロ整形クリニック 院長 勝野浩先生」の商品コメント(共同開発商品)
女性に多い冷え性や便秘の悩みにはお腹を温めることが効果的です。
おへそ周りには自律神経の層が多く集まっていますが、胃腸をはじめ内蔵を働かせている神経が自律神経です。
自律神経が乱れると様々な体の不調の原因ともなります。
おへそ周りを温めることで自律神経が活性化し代謝が良くなります。
自律神経が働くことで腸の動きも良くなるため胃腸も活発になり便通改善にも効果的です。
腰の痛みの慢性期は、筋肉が硬くなり血流が阻害され、その結果, 痛みが出ます。
温めることで血流を改善させ、筋肉がほぐれて緊張を取ることで腰痛を緩和します
冷えには、足裏を温めることが重要です。
なぜならば足裏は第二の心臓と呼ばれていることもあり、足裏を温めることで血液の循環が大変良くなります。
また、アーチを作り偏平足を矯正するので、足指にしっかりと力が入るようになり疲れにくい歩行に繋がります。
冷えは血液やリンパ液の流れが悪くなることによって起こり、とくに末端部へいくほどその流れが停滞しやすくなるため、手足が冷えるのです。
冷えはさまざまな身体の不調につながります。
血流が悪くなるため栄養や熱が全身に行き渡らず、体温が低下し、各機能の働きも低下、そして免疫力も弱ります。
その結果、肩こり、腰痛、むくみ、めまい、胃腸不良、頭痛などを引き起こしてしまいます。
冷えには、首、手首、足首を温めることが重要です。
なぜならばその表面の一番近いところに動脈があるからです。
動脈は全身に血液(熱)を送りこんでいるので、そこをガードすれば熱が逃げるのを防げます。
遠赤外線と銅繊維の特殊素材によって手首を温めることで、血液の流れが良くなり末端の指先まで動かしやすくなります。
リウマチの方にもオススメです。