最近よく聞く言葉「良い姿勢」。これは大人だけのものではなく、子供にも通ずることです。
大人になれば、セルフトレーニングでヨガを始めたり、姿勢矯正グッズを使用したりと自分で考え、自分に良いものを取り入れられる。
しかし、子供はそうはいきません。普段、お子さんの姿勢を気にしていますか?勉強しているときや食事をしている時に、姿勢はどうなっているでしょうか。
「姿勢を正しくしなさい!!」などと注意されている方も多いのではないでしょうか?
お子さんの背筋がピンと伸びているか一度しっかり観察してみましょう。
自己肯定感の低下 姿勢が悪いと大人でも自信がなさそうに見えます。子供でも同じなのです。姿勢がいい子、姿勢が悪い子どちらに好印象を持ちますか?もちろん姿勢の良い子です。姿勢が悪いとやる気のなさ、自身がなさそうに見え、親や先生から注意を受けることが増えてしまいます。
子供は特に親や先生に敏感なので、注意を受ける機会が増えれば増えるほど自信を失い自己肯定感が低くなり、日常生活に影響が出てしまいます。
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めまいや頭痛 悪い姿勢を続けると、肩や首周りの血行障害を招く可能性があります。それが頭痛やめまいの原因になることがあるようです。子どもは頭痛があっても、言葉でうまく伝えられなかったり、周囲の大人から気のせいと言われたりして放置されてしまうこともあります。もし、病院に行ってもどこも悪くないのに頭痛やめまいに悩んでいる場合は、姿勢の悪さが原因かも知れません。
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集中力の低下 姿勢が悪いと体全体に負担をかけしまうことになります。この負担が徐々に蓄積されていき、疲れやすくなるため集中力が低下してしまうのです。よって、勉強にも集中出来なくなり、学校の成績の低下にも繋がってしまうかもしれません。
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疲れやすい 悪い姿勢でいると、まず呼吸が浅くなってしまいます。呼吸が浅くなることにより十分な酸素を体の隅々まで取り込むことが出来ず、身体の動きにも悪影響を及ぼします。また呼吸が浅いと血流の流れが悪くなり、老廃物が体にたまりやくなり、疲れが取れない状況になります。
また、脳への酸素供給も減少するため自律神経のバランスも崩れ頻繁にイライラするなど、さらに疲れが抜けにくくなってしまうのです。
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成長に悪影響 悪い姿勢で成長期を過ごすことは、骨格が歪んだ状態で成長を続けるため、身長が伸びにくくなってしまいます。さらに、歪んだ状態で筋肉がついていってしまうために、知らず知らずのうちに身体がどんどん歪んでいくのです。成長期が終わってからでは手遅れです。姿勢が悪いと骨格が歪み、歪んでからの矯正には時間がかかるものです。姿勢矯正は早めに行いましょう。
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悪い姿勢のまま放置しておくと、 見た目が良くないだけでなく、 体に様々な弊害が生じ、 病気になってしまうケースもあるのです。
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体に及ぼす影響だけでなく、子どもの自己肯定感を育てることが出来るのが姿勢です。
今思えば、昔自分たちは普通にやってきたことかも知れません。
但し、時代は変わり私たち自身も姿勢には自信を持てません。
やはり、子供の手本となる親である以上、自ら意識し、是非この機会に親子で姿勢矯正に励んでみてはいかがでしょうか?
「姿勢が悪いよ」って声をかけるだけも意識は高まると思います。